【怖い話 実話】何だこの鏡は?昨日といい、何か嫌な感じだ。短編 まとめブログ - 怖い話 実話【短編・長編・都市伝説・超怖い話・怪談】まとめブログ

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【怖い話 実話】何だこの鏡は?昨日といい、何か嫌な感じだ。短編 まとめブログ

やっとできた・・・「鏡」

なあ、鏡って怖くないか?だってよ、

見ると必ず自分が映ってて、

目が合ってるんだぜ?

IMG_1520s.jpg


まるで、鏡の向こうに、もう一人の

自分がいるみたいじゃん!

……鏡…か。友達の話を聞くまで、

普段意識した事がなかった。

普段髪をとかす時や歯を磨く時、

顔を洗う時…様々な事で『自分』を見ているが、

今までそういう事を意識した事は、

一度も無かった。

ふぅ…今日も仕事だ。いつも通り朝5時に

起きて顔を洗う。バシャッ、バシャッ……

ふぅ。タオルで顔を拭いて、鏡を見る。…ん?

俺…何で笑ってるんだ?

自分ではそんな感じはしないが…

鏡に映っている。

俺が微笑んでいる顔が。まあいいや、

今日は何か良い事がありそうだ。

俺は仕事に出た。

俺は、まだただの平社員だ。

この会社にはまだ入社したばかりで、

仕事にも上司にもまだ完璧に馴染めていない。

また今日も同じ作業の繰り返し。

嫌になりながらも、これも仕事だと思い、

着々と仕上げる。

すると、後ろから肩を叩かれた。

まさか…もうリストラ…?

おそるおそる振り返ると、社長が

笑顔で立っていた。

『よくやった!君の考えた企画、

大成功だったよ!

平社員の企画だからと言って、

バカにしていた。私はもう年だから退職する。

君は、まだまだ若い。次は、君が、

この会社を支えていく番だ!

君に、次期社長を任命する!』

俺は言葉が出なかった。まさか…

ウソだろ?こんな事が…しかし、

とりあえず嬉しい!

いきなり平社員から、社長への成り上がりだ!

四月からだが、今はもう二月。もうすぐ、

俺は社長…!胸騒ぎが止まなかった。

『さて、仕事を続けてくれ!

君にはこれからも期待してるぞ!』

『はい!ありがとうございます!』

俺は、張り切ってパソコンに向かった。

その時、画面に映る俺の顔は微笑んでいた。

仕事が終わり、家に戻った。今日は

何と良い日だったんだ!

俺は、今日の夜は一日中、電話で

色々な友達に自慢しまくっていた。

次の日。今日は昨日と違い浮かれ

気分でいつも通り5時に起き、顔を洗う。

バシャッ、バシャッ…ふぅ。

タオルで拭いて、鏡を見る。…え?

何か悲し気な顔をしている。

しかし今、俺は上機嫌で、

俺自体はやや微笑んでいる。

何だこの鏡は?昨日といい、

何か嫌な感じだ。

昨日は笑顔だったからまだしも、

今日は映っているのが嫌な顔だったから、

何か今日は嫌な事がありそうでならなかった。

しかし、俺は次期社長。気を取り直して、

仕事に出るか!

そして仕事に向かった。入ると、何故か

社員はみんな冷たい目で俺を見ていた。

俺が次期社長だという事に焼いているのか?

いや、そうではない。

何と、社長までもが俺を厳しい目で見ている。

一体俺が何をしたと言うのか?社長に

尋ねてみた。

『どうしたんですか?』

『どうしたじゃない!君のせいで…

君のせいでこの会社は…倒産だあ!』

そんな…バカな?一体何があった

というのか?社長にさらに尋ねてみた。

『君の企画した情報が、

君のパソコンからハッカーか

何者かに抜き取られて、

まんまとパクられてしまったんだよ!

遅れてその企画を発表したら、

盗作だと訴えられて大変な事に…

何もかも君のせいだ!もう終わりだぁぁ…』

社長は泣き崩れた。

まさか…そんな事が…倒産ということは、

俺は、失職?いや、俺だけじゃない。

この会社の、みんなが…そんな、

バカなああ!俺も泣き崩れた。

帰りの足取りはもちろん重かった。

ガラスの向こうの喫茶店では、

エリートサラリーマンらしき男と

若い女性が仲良く話している。

俺は憂鬱になった。その時、ガラスに

映っている俺の顔は、悲しげだった。

家に帰って、不思議に思った。

あの鏡に映った表情が、その日の

出来事を物語っているんじゃないか…。

そう思いながらも、明日は良い

表情が映ると良いと思い、眠った。

俺は起きて、すぐさま鏡のある洗面所へ

行った。そして、顔を洗って鏡を見た。

すると、何とそこには、何かが書いた

紙が俺の顔に貼られてある姿が映っていた。

その紙には、何と『負け犬』と。

俺はさすがにキレた。

『何でだよ!俺が何したって言うんだよ、

このクソ鏡が!』

そう言って、俺はその鏡を思い切り、

『ガシャアン!』

と割った。すると、ヒビ割れながらも、

その鏡には新たな俺の姿が映された。

その姿は、首を吊って、口から血を

流しながら笑ってこっちを見ている、

白黒の俺だった。


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