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【怖い話 実話】いつももう一つ顔があると思え。短編 まとめブログ

20歳の時、私は夜の仕事をしていて

同じ店の一つ年上の女の子と一緒に、

あるアパートの一室を借りて

一緒に暮らすことになりました。

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特に守護霊なんかが視える人は

結構少ないんだそうだ。

逆に、悪霊なんかは視られてナンボの

商売だからほとんどの人が視えるとか。

そんな話を、ファミレスでメシ食いながら

「へぇ~」って感じで聞いてたらちょっと

ゾッとする話が出てきた。

こんな感じ。

「あ、あの人の『後ろの人』はちょっと

控えめだねぇ」

「は?控えめ?」

「そう」

「控えめって、何が控えめ?」

「え~とねぇ、ちょっと離れ気味に歩いてるかな。

繋がりの弱い関係なのかもねぇ」

「ふ~ん、オレにもいるの?『後ろの人』」

「もちろん。今もいるよ」

「どんなん?オレの後ろの席に座ってんの?」

「違うよ?いつも後ろにいるんだよ。

壁があってもいるよ、後ろに」

「よく分かんないな。そもそもさっきの

人はどんなんなんだ?

 離れてるっていってどれくらい

離れて歩いてんの?」
 
「え~とねぇ、こんくらい?」

と言って『右手の親指と人差し指』

で間隔を作ってみる。

「・・・ちょっと待って。それで離れてんの?」

「うん、けっこう」

「・・・ちょっと待って。じゃあ普通の

人はどうなの」

「え~と、こんくらい」

オレの後ろに回って、『後ろの人』が

いるらしきスペースでぱたぱた手を

振る。

・・・オレの左肩の上。

「おい」ついツッコんでしまったが・・・

いつも、自分の肩の上にはアゴをのせた

『後ろの人』がいるらしい。

自分だけじゃなく、おそらくこれを

読んでるほとんどの人もそう。

自分は霊感なんて全然無くて、

霊なんて全く視えるタチじゃないが、

その話を聞いてから妙に左肩の

辺りの空気が重くなった、気がする。

・・・みんなも自分の顔の横には

いつももう一つ顔があると思え。


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