【怖い話 実話】ビニール製の小さな女の子の人形だった。短編 まとめブログ - 怖い話 実話【短編・長編・都市伝説・超怖い話・怪談】まとめブログ

【怖い話 実話】ビニール製の小さな女の子の人形だった。短編 まとめブログ

小学校時代(70年代w)、隣のクラスであった話。

小学校3年の夏休みが終わって、2学期の初日。

担任の先生がそのクラスに女の子の

転校生が来たことを知らせた。

IMG_1768s.jpg


ただし転校生は入院していて、

まだ学校に来られないという。

ホームルームで「新しいお友だちに

手紙を書いて励まそう」

ということになり、みんな思い思いの手紙を書いた。

でも顔を見たこともない相手だから、どの手紙も

 「早くよくなってね」「早く一緒に遊ぼう」

といった型通りの平凡な内容にしかならなかった。

次の週末、手紙とめいめいが持ち寄った

プレゼントを持って、先生とクラスの

数人がお見舞いに行った。

クラスを代表して病気の女の子に

手渡したのは、学級委員の女の子。

夏休みにすっかり日焼けして、男子から

「黒んぼ」とからかわれるほど活発な子だった。

彼女ははつらつとした大きな声で、

「◯◯さん、早くよくなって一緒に遊ぼうね」

と言いながら、

手紙、千羽鶴、オモチャ、人形、

マンガ本などを1つ1つ手渡した。

病気の女の子は少しはにかみながら、

小さな声で「ありがとう」とだけ言った。

2学期の終わり頃、その子が病院で死んだ。

翌週、病院から学校に手紙とプレゼントが

送り返されてきた。

お通夜で先生と両親が相談し、

学校で引き取ることにしたという。

届いた段ボール箱を教室で開いたら、

底のほうに何か黒い小さなものがある。

1人の子が手にしたとたん、

「わぁ」と叫んで放り投げた。

よく見るとそれは病院でプレゼントした、

ビニール製の小さな女の子の人形だった。

黒く見えたのは、ボールペンで突き刺したら

しい小さな黒い凹みが 全身を埋め

尽くしていたからだった。


関連記事

タグキーワード
コメント
非公開コメント

トラックバック
Copyright © 怖い話 実話【短編・長編・都市伝説・超怖い話・怪談】まとめブログ All Rights Reserved.
当サイトのテキストや画像等すべての転載転用・商用販売を固く禁じます