【怪談話】山中にある廃業した温泉旅館 長編 - 怖い話 実話【短編・長編・都市伝説・超怖い話・怪談】まとめブログ

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【怪談話】山中にある廃業した温泉旅館 長編

私が切腹を見たのはもう

10年以上も前です。

場所は◯◯の

山中にある廃業した温泉旅館でした。

IMG_1819s.jpg


恐ろしい程朽ち果てた旅館で、窓ガラスが割れて床に散らばっていました。
その旅館の大浴場で行われたのです。

見物するのは全員で7人でした。
浴場まで案内してくれたのは50歳ぐらいのガラの悪い中年女性で、髪は金髪にパーマでタバコをくわえていました。
驚いた事にその中年女性の腕にはちいさなイレズミが入っていました。
私達はその浴場の空っぽの大きな浴槽のふちの岩に座るように言われ、ちょうど掘りこたつのように座りました。
そこに切腹する男性が中年女性と一緒に入ってきました。
ボディビルダーのような体でで、既に全裸でした。

年令は30歳ぐらいで背は低く170cm足らずで、サングラスをかけて立派なアゴひげを生やしていました。
ボディビルダーは浴槽の中に入ってきて私達のすぐ目の前まで来ました。
胸には薄っすらと胸毛が生えていて、スネ毛もかなり濃かったように思います。

中年女性が「一人ずつお腹を撫でてあげてよ」と言ったので、私達は端から順番にボディビルダーの腹を触りました。
私は個人的にはあまりボディビルダーは好きではありません。
とくにブルース.リー等はその嫌いな典型で、何かの昆虫のように殻で覆われている感じが生理的にダメなんです。
その男性の胸の筋肉もとても分厚く盛り上がっていて、腹筋はあなたがよく描いているイラストのように割れているタイプでした。

でも彼の場合はその筋肉が丸く肉で覆われていてプルプルと柔らかく、昆虫ではなく、ちゃんと人体と思えるものでした。

その後ボディビルダーは一歩さがると、中年女性の方を向きました。
中年女性もすこしかがみながら男性の腹を摩り、下腹部を舌でペロペロ舐めたり男性器をくわえたりしました。
私達が唖然として見ていると、中年女性が包丁をボディビルダーに手渡しました。

ボディビルダーは包丁の刃を横に向けると、ヘソの横の脇腹に先をつけました。
包丁を持つ手はガタガタと小刻みに震えていて、息まで震えて腹が盛んに膨らんだり凹んだりをくり返していました。
その後「ウ~ッ!」と大きな声をあげると、脇腹に包丁を差し込んでしまいました。

包丁の刃は5~6センチ程中に入り、ボディビルダーは「あうっ、あうっ」とうめき声をあげてよろめきました。

そして彼は思いきり歯を食いしばって「イ~ッ!」と叫びながらその包丁を反対側の脇腹に向かい横真一文字に引きました。
包丁を進めるごとに切り口が少しだけ開いて妙に黄色い肉が見え、血が流れ出ました。
まともに包丁が刺さっていたのは最初に刺したところだけで、だんだんと包丁の歯が出て来て、ヘソを横切る時には既に2~3センチしか刃が入っていないようでした。
やがて、包丁は彼の腹を横切りました。

今度はボディビルダーは下腹部の陰毛の真ん中に包丁をあて、刺そうとしましたが、手に付いたはらわたの脂や血でズルズル滑って刺せませんでした。
それを見て中年女性がその包丁を取り上げると、風呂のふちの岩の上に置き、タオルでボディビルダーの手を拭いてあげました。

その間、ボディビルダーは全身がガタガタ震えていて、女性に「すいません、すいません」と何度も謝り、その度に腹の切れ目から黄色いドロドロしたカニ味噌のようなものが出て来ました。
中年女性は包丁の柄も拭くと、ボロきれをその柄に巻き、ボディビルダーに渡しました。
ボディビルダーは再び包丁を自分の下腹に向けようとすると、中年女性が「ちょっと待ってよ」と言い、彼の手をどけると腹の切り口にグイッと手を入れました。
ボディビルダーは薄っすらと透けて見えるサングラスの中で、目をまん丸にして「あうっ」とびっくりしていました。

中年女性は「ちょっと!全然切れてないわ」と言い、ボディビルダーの腹をパンッ!

と思いっきり平手打ちしながら「こんなの全然ダメだわ!」と怒鳴り付けましたボディビルダーは再び「すいません、すいません」と謝り、涙が頬をつたい流れました。

更に中年女性は彼の下腹をグイグイ揉みながら「ちゃんと腸の所まで刺さないとダメだからね!わかった!?」と言いました。
あまりに女性が強く揉んだので、ボディビルダーの脇腹から小腸らしいものが少しはみ出してしまいました。

私は生まれて初めてみる人間の内臓に興奮とショックを感じ、そのはみ出したものに目が釘付けになりました。
ボディビルダーはこれから更に腹を切るというのに、なぜかそのはみ出した内臓を脇腹の中に入れようとしました。
そして包丁を両手でしっかり持つと、刃の先を自分の下腹のいちばん下の陰毛の生えているあたりにつけました。

「ちゃんと奥まで刺すんだよ!」と中年女性が言いました。
ボディビルダーは「は、はい」とどもりながら返事をし、ムンと口を閉じ、包丁を下腹に差し込みました。

「あああ~っ」とボディビルダーは悲痛な悲鳴をあげました。

中年女性に叱られたせいか、包丁の刃は10センチ以上入り込んでいて、彼が包丁から両手を放してしまってもしっかり刺さっていました。
ボディビルダーは包丁から放してしまった手で下腹を押さえ、「痛い~痛い~」とうめき声をあげ、前屈みになってしまいました。

私はボディビルダーがまた中年女性に怒鳴られるなと可哀想に感じながら、一方では早く腹の中が見てみたいと気が急いていました。
その後ボディビルダーはガタッとひざを床につけてしまいましたが、意外にもまた胴を起こして包丁を握り、包丁を上に引き上げました。

包丁は膀胱の辺りからヘソのすぐ下まで移動し、最初に刺した深さを保っていました。
切り口はきっちり閉じたままで、一本の線のようでした。
その時、ボディビルダーが「出るっ、出るっ!」と言ったので、私は何がどこから出るか分からず、ボディビルダーの全身を見回しました。

すると、ボディビルダーの股間からジャーッと血が流れました。
おしりの穴からひどい下痢のように血を排泄したのです。
勢いよく血が流れているあいだに大便も時々排泄され、コトッコトッと床に落ちました。
とても硬そうな大便で、それを見て改めて健康な腸を切っている状況を実感しました。

それからボディビルダーはヘソを切り、ヘソの上も切っていきました。
下腹の切れ目はボディビルダーが腹の上の方を切っていくごとに開いてきて腸がだんだんと見えるようになってきました。

それからすぐにヘソの下から小腸がはみ出してきて、ボディビルダーはなんとか力を振り絞って自分の排泄した便や血を避けて座り込みました。

「ハアッ!ハアッ!」とボディビルダーは息を荒くしてそのまま座っていましたが、「すいません、もうだめです」と、ちいさな声で言うと仰向けに寝てしまいました。
そう言ってからでもボディビルダーはまだ包丁を胸の方に引っ張ってみぞおちのあたりまで切っていきました。
すると、ボディビルダーは急に咳き込んで口から血が吹き出しました。

その後ボディビルダーは包丁を持つ手からも力が抜けてほとんど死んだようになってしまいました。
中年女性はボディビルダーのみぞおちから包丁を引き抜くと、ボディビルダーの腹の切れ目に手を突っ込んでクイッと慎重に開きました。

腹の切れ目は簡単には開かず、筋のような物や臓器が腹の肉の裏側にも付いていて、中年女性はそれも包丁で切り離しながら、無理に開かずに丁寧に腹を開いていきました。
このとき、中年女性は先程までのヒステリーな感じとはうって変わって、ボディビルダーを愛しむ感じでした。

ボディビルダーの腹はみぞおちの辺りから開かれて、ワインレッドを濃くしたような色の肝臓が見えました。
肝臓はすごいツヤでピカピカしており、中年女性が触るとプルッと柔らかそうにへこんでいました。
その肝臓のすぐ下腹寄りには大腸がくっ付くように入っていて、腹の左端から右端まで一杯に横切っていました。
見ている時は気付かなかったのですが、後から考えると胃袋が見えていませんでした。

他の人の体験を読んで分かったのですが、胃袋はちょっと奥にあるようですね。
せっかくの機会だったのに見ておけばよかったと後悔しています。
恐らく肝臓や大腸を避けたりすれば見えたのでしょうが、私の場合はボディビルダーの内臓を動かす程の勇気がありませんでした。

一番最後に下腹部が開かれ、小腸が現れたのですが、その小腸に触れるのが精一杯でした。
ボディビルダーの腹筋は本人が力を入れていなくても6つのコブに膨らんでいて、まん中を切り開かれて3つずつに別れていました。

そして、その中に溢れそうに入っている小腸を触ったのですが、すごく柔らかくてビックリしてしまいました。
すごくガッチリした腹筋の中身だけに驚きました。
おそらくあれだけ筋肉モリモリの体の中の内臓はベテランの医師でも見た事がないかも知れません。
私は反対に病気で手術をするような人の内臓は見た事がないので、あのボディビルダー内臓がどれだけ素晴らしかったのかは分かりません。

中年女性は私達がボディビルダーの内臓を見ているあいだ、ずっと彼の手首を持って脈をみていましたが、ボディビルダーの口がブクブクッと音をたてると同時に「今死んじゃったね」と静かな声で言って、時計を見て時間をメモしていました。
その後、ボディビルダーの体をどうしたのか私には分かりません。


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