【洒落怖】私はある島の配達を担当していました。長編 - 怖い話 実話【短編・長編・都市伝説・超怖い話・怪談】まとめブログ

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【洒落怖】私はある島の配達を担当していました。長編

私は宅急便の配達員なのですが、

2年前の夏に体験した出来事

をお話ししたいと思います。

2年前、私はある島の配達を担当していました。

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本島からフェリーで半時間程の島で、
そう頻繁に戻る便が出ているわけではありませんから、
次のフェリーの時間までに配達を終えて戻らなくてはなりません。

まだ就職したばかりだった私はなかなか要領を得ず、
フェリーの時間に遅れそうになった事も何度かありました。

その日私はまだ行った事のない民家へコレクトの荷物を届ける事になり、
地図を見ながらやっとたどり着きました。

そこはどっしりとした大きな屋敷でした。

出て来た中年の女性(奥さんと思います)が
財布と印鑑を取りにいっているのを待っている間、
私は「広いなぁ」と思わず見回してしまいました。

玄関を入って直ぐ左側の扉が開け放たれていて、
奥の部屋(仏間のようでした)の扉も開いており、
そこから風が吹き抜けて来ます。

その風が妙に冷たくて嫌な雰囲気を感じ、悪寒が走りました。

私は一旦手元の荷物に目をやり、
それからまたふと視線を奥の部屋にやったのですが、
裸の女性が手前の部屋にやって来るではありませんか。

私は彼女が私の存在に気付いていないのだと思い咳払いをしましたが、
彼女はそのまま手前の部屋に座りました。

私も男ですからつい彼女を盗み見してしまいました。

直ぐ隣の部屋にいる彼女の肌は見るからに滑らかで、若い女性のようです。

私はこの家の娘さんだと思いました。

「印鑑を取りにいった奥さんが、もう少し戻って来なければいい」

と思いながら、
チラチラと盗み見をしている内に彼女と目が合ってしまいました。

ですが彼女は隠そうともせずに私の方を見て妖艶に笑いかけ、
脚を開くと見せつけるようにして自分自身を慰め始めたのです。

しかし不思議な事に、私の股間は一向に反応しません。

まもなく印鑑を取りにいった奥さんが戻って来たのですが、
全裸の娘さんに対して何も言わず

「遅くなってごめんなさいね」

と言いながらハンコを押しています。

宅配ピザ露出の話をどこかで読んだ私は、
母子で私に仕掛けて私の反応を楽しんでいるのだろうと思いました。

案の定奥さんはモタモタとお金を出したり、

「新人さん?」

「次はどのお宅へ行くの?道を教えてあげましょう」

などと話し掛け、時間を引き延ばしているようでした。

その間も若い女性は自慰を続け、遂には達してしまったようでした。

そして私の方を見ると、手招きしているのです。

ところが奥さんは

「それじゃどうも、ありがとう」

と言って荷物を受け取ると、全裸の女性に全く気付かない様子で、
しかも彼女を通り抜けて奥の部屋へ歩いてました。

私はやっと、全裸の女性がこの世の者ではなかった事に気付きました。

その途端若い女性の表情が険しく豹変し、
ふわりと浮くと奥さんに飛びかかって背中から体の中に入って行きました。

私は慌ててトラックへ戻り、その家から離れました。

その後、その民家に荷物への荷物を預かった事は一度もありませんので、
その屋敷がどうなっているのかは分かりません。


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