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【怖い話 実話】洒落にならないのは、塀の外側が崖だったということ

私が5歳くらいの頃の話を。

母の友達が家を新築したので、遊びに行った

(車で、ちょっと遠かったのを覚えている)。

そこの家には大きな犬がいて

IMG_2670s.jpg


(今にして思えば中型犬くらいなんだけど)、
子供心に凄く怖かった。

しかし、犬は人懐っこくて怯える初見の私にもフレンドリーだった。

ちょっと慣れてきたせいもあり、
母親達が家の中で話し込んでいる間、
私は庭で犬に遊んでもらっていた。

小一時間もたった頃だろうか、何故か急に犬が吠え出した。

低く唸ったりもして、とにかく怖い。
私に向かって吠えてるのだと思いこみ、
怯えつつコンクリの塀みたいなとこに登って逃れた。

犬は吠えつづけるんだけど、「あれ」と思った。

犬は、私を見ていない。

不安定な塀の上で「あれー?」と、子供心に違和感を覚えた。

途端になんだか腕を引かれるような感覚。

バランスを崩して塀から外側に落ちそうになった瞬間、
庭側から母にぐいと腕を引かれて抱きとめられた。

犬はまだ私の立っていたあたりに向かって吠えていたが、
飼い主である母の友達に宥められた。

でも、犬はしばらく視線を外そうとしなかった
(遊んでくれてた時と目つきが違うのも覚えている)。

私は犬を怖がって塀に登っては危ない、と二人に怖い顔で説教された。

洒落にならないのは、塀の外側が崖だったということ。

そして、犬は何を見ていたんだろうか。


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