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【怖い話 実話】異様な顔つきのキツネの白い陶器の人形

中学3年生だった。受験が迫っていて、

しかも希望校がボーダーラインで

すがれるものがあれば何にでもすが

りたい状況にいた。

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学校帰り伊勢の勢田川河口の泥の中に、白いものが顔を出していた。

堤防を駆け下りそれを見た。

異様な顔つきのキツネの白い陶器の人形だった。

目がつり上がっていて、口が邪悪そうに笑っている。

なぜかそれをひろってきてしまった。

タオルで泥を落とし机の奥にしまった。

受験には合格した。
キツネの御利益だと感じたが。なんだかそれが重荷に感じて
エロ本と一緒に捨てた、、、河口に

教師になって和歌山近くの学校に赴任した。

子どもたちと焼き芋を作りに里山広場に出かけた。

落ち葉の下に落ちていたというそれは
またしても陶器のキツネだった。

「庚申さんの人形もね」

などといったような気がする。

さわれなかった。心はふるえていた。

子どもはあの陶製の人形をどうしたのか。

鈴鹿市に帰ってきて結婚した。

5月3日に引っ越した7万5千円の借家。

草ぼうぼう。

5月30日にこのパソコンで仕事していた。

窓の外ではみがきの音が聞こえる。

レースと網戸の向こうは見えないが
向こうからはこちらが見えるはず。

嫁さんと思ったので声をかけるが答えない。

外にでて確認するとまたあいつが
草にまみれ泥に汚れてそこにいた。

嫁さんは気味悪いといいながらビンのゴミボックスに入れた。

あいつをどうしたものか。

子どもは今8ヶ月うばう気ではないのか心配だ



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