忘れていた不可解な体験 - 怖い話 実話【短編・長編・都市伝説・超怖い話・怪談】まとめブログ

おすすめ記事

スポンサードリンク

忘れていた不可解な体験

家の整理してたら、小学校当時の夏休みの

宿題だった絵日記が出てきたので

懐かしくなって読んでたら

思い出した話です。

IMG_1270s.jpg


8月4日の日記を読んだとき、こんな文章に

出くわしました。

「今日、わるいことをして、しょうぼうの人に

おこられました。」

この日の日記はこの一文しかないのですが、

それ見て思い出したのです。

忘れていた不可解な体験を。

長くなると思いますが我慢して読んでください。

掛け値なしの実体験です

(実体験のはず。自分でも実はなんだか

わからない部分があるのですが)

・・・・・

私の家の近くに○○池と呼ばれるところがあります。

池といっても人工の溜め池で、近くの田んぼに

水を送るのに使われているものです。

そこは

「○○池はスリバチ状になっていて一度は

まると出られません。絶対近づかないように」

と、一学期の終業式の日に必ず担任から

言われるような場所で、

実際何度か児童(つまり私の先輩に

あたる人たち)も池で亡くなっています。

この池をプールがわりに使って事故に

あったということがあったため、

小学校のプールが夏休み中も使えるように

したという話も聞かされました。

また、別の子供は魚を捕まえようとして

落ちたんだ、とも聞きました。

今でこそ柵が張り巡らされていますが、

当時はそんなことがあったにも関わらず、

池の周りには柵もなにもなく、実際簡単に

池に近づける場所でした。

そこで・・・・・・8月4日の昼、

私行ったんです、この池に。

買ったばかりの釣り竿持って。

しかもひとりで。

ひとに言えば怒られる、それは友人とて

同じだと思ったのです。

でも新品の釣り竿がどうしても使いたくて、

○○池にいっちゃったんです。

池は小さな小さな山の中腹にあるので、

そこへ行くには細い一本道をだらだら

登って行かないといけません。

思えばその道を登り始めた時から

おかしなことになってたんです。

誰かが先に登っていったような跡。

はっきりした靴跡じゃないんですが、

道の湿ったところなんかに

なにかが踏んだようなけっこう新しい跡が

見られたんです。

農家の人が行ったりすることがあるのは

知ってたし(池より上の方では椎茸栽培とか

やってた)、

この時は大人に見つかったら

やばいかな、なんて程度にしか

思わなかったのですが。

まあ正直、この後の話とどうつながるか

いまだに自分自身整理つかない

ところもあるのですけれど、

この「だれかが登ったような跡」

というのはご記憶下さい。

池につくとだれもまわりにはおらず

シーンとしていました。

半径20メートルほどの小さい溜め池

ですから見渡せばすぐわかります。

あたりを見まわしてひとがいないことを

確かめてからおもむろに釣り竿を……

新品の竿を使えるうれしさで一杯でした。

鯉や鮒がけっこういるんです。

最初の鮒が釣れたときなどひとりで

ガッツポーズしてました。

しばらく釣ってたら、急にまったく当たりが

こないようになってしまいました。

ぼーっとなにひとつ動かない水面を

ながめて魚を待つ時間が続いたのですが、

急に池に妙な音がしたのです。

魚がはねたときのようなものと違って

ばちゃばちゃと水をかき回したり叩いた

時に出るような音です。

魚でないのは音が続いていることで

もわかりました。

音がするのは私が釣り竿を

たらしている場所から

およそ10mほど離れた池の

縁あたりからしていました。

そのあたりに波が立っていたのです。

次の瞬間、私はもうどうしていいの

かわからなくなってしまいました。

その波しぶきの中から手が出てきたんです。

髪の毛だけですが頭も見え隠れしています。

陸にあがろうと土をひっかいているんです。

「誰かが溺れてる!」私はそう思いました。

魚釣りに気を取られて誰かが池にはいるのに

気がつかなかったんだ、と。

でも自分ひとりでひきあげるのは無理だ、

大人を呼ぼうと急いで山道を下りました。

そしてこれこれこういうことで大変だからと

近所の家から救急車を呼んでもらい、

その家の大人と一緒にもう一度池に

戻ったのです。

しかし、戻ってみると池は静かなまま。

人が溺れてる気配なんかないんです。

まさか力尽きて沈んでしまったのか…

そんなことを考えながら池を覗きこんで

いるところへ救急隊が到着しました。

しかし、なにも見つけることができませんでした。

「水にはいったんなら着てた服がどこかに

あるだろう?」とも言われたのですが、

それもなかったのです。

結局私が嘘をついたという結論になり、

救急隊の人にも近所の大人にもひどく

怒られました。

親からも行ってはいけない場所に内緒で

行った上に嘘をつくとはなにごとだ、

とげんこで何度も殴られました。

でも見たんです。

ほんとうに池の中から手が出てきたんです。

それに、これがその跡だ、言っても

信じてもらえなかったんですが、

溺れてたあたりの土にも爪でかいたような

跡も残ってたんです。

たしかに自然にできたものだと言われれば、

そうだったのかもしれないともいえる

ようなものでしたが、

あれは絶対ひっかいた跡だとおもっています。

これで全部ですが、最後に「だれかが

登ったような跡」についてです。

この一件のあと聞いたんですが、

「プールがわりに使って溺れた」子供、

家が池のそばということで、家から

海水パンツ一丁の姿で登って

いったそうなのです。

あのときの跡、子供のはだしの

足跡のように思えてならないんです。

それにこの子供なら着てた服も

見当たりませんよね……・


スポンサードリンク

関連記事

タグキーワード
コメント
非公開コメント

トラックバック
Copyright © 怖い話 実話【短編・長編・都市伝説・超怖い話・怪談】まとめブログ All Rights Reserved.
当サイトのテキストや画像等すべての転載転用・商用販売を固く禁じます