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【怖い話 実話】「法と怪異の接点」という観点でひとつ

なんか、警察関係の話が出てたみたいなんで

「法と怪異の接点」という観点でひとつ。

先日、親戚の葬式があった。(別に、

葬式がらみの怖い話ではないので、悪しからず)

IMG_1793s.jpg


で、そこで検事をやってる叔父と久しぶりに会った。

通夜の席で叔父と2人で酒を飲んでいると、

自然と話題は叔父が関わった事件の話になる。

叔父がしたのはこんな話。
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広島のある個人経営の商店の店主が夜半に

ふと目を醒ますと、物音がする。

廊下に出てみると、全身黒づくめで小面の

能面をかぶった「何か」にでくわす。

驚いた店主は廊下に立ててあった

ゴルフクラブを手に取りその能面をめったうちにし、

その「何か」を階段から突き落とした。

果たしてその「何か」の正体は能面を

かぶった空き巣であり、

殴打による頭蓋骨陥没骨折、そして階段から

転げ落ちたときに頚椎を折って死亡した。

店主は不法侵入に対する正当防衛が

認められ無罪。

店主いわく。

「悪霊かと思った」

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僕はその話を聞いて、ふうっとため息をついた。

「丸腰の相手を凶器を持って一方的に

殺害しても、正当防衛で通るものなの?」

「場合によるが、通る。」

叔父がうなずく。

で、このあとの叔父の言葉に、俺は少し震えた。

「そもそも、不法侵入に対する正当防衛は法的に、

幽霊や化物の存在を暗黙のうちに

前提にしている。」


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