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【怖い話 実話】ばあちゃんの家に遊びに行った時 長編 まとめブログ

子供の頃、ばあちゃんの家に遊びに

行った時のことです。同じくらいの年のいとこ

2人と姉とかくれんぼをはじめました。

鬼になったのは一つ下のいとこでした。

IMG_1535s.jpg


ばあちゃんの家に行く度にかくれんぼ

ばかりしていたので

ばれにくい所(タンスの上のダンボールの

中や玄関の下駄箱の下など)は

過去にもう隠れたことがあり、隠れる

場所が殆ど無かったのですが、

私は隠れるのがなかなか上手く、

一番最後まで見つからないことも多かったので、

その日も気合を入れて隠れる場所を探し始めました。

ふと目に付いたのが仏間の押入れ。

上の段に上り、何気なく上を見ると板が

ほんの数ミリくらいずれていました。

押してみたら持ち上がったのでそこに

這い上がり、板を元に戻して、

外から漏れる光を頼りにあたりを

見回すと、屋根裏というよりトンネルみたいな、

長い通路のようになっていました。

ばあちゃんの家は細長い

平屋だったんですが、どうやら

端から端までありそうなくらいの通路です。

高さは大人がハイハイしてやっとくらい。

押入れの近くにいるとバレると思った私は

とりあえずその通路を移動することにしました。

古い家なので隙間も多く、真っ暗でも

なかったのであまり恐怖も感じず、

四つん這いになってどんどん進んで

もうすぐ家の端まで着くぞ、という時に

突然天井と言うか、這ってた屋根裏の板が

途切れてて、私はそのまま頭から

落ちてしまいました。

落ちた先には古くてかび臭い布団が

沢山置いてあったので幸い怪我も

無かったんですが、どうもおかしいんです。

ばあちゃんの家にそんな部屋はない。

上を見上げると自分が落ちてきた

場所が見えたんですが、

結構高く、どう見ても平屋の

一階と言うよりは地下。

周りは土と石でした。

なんとか上ろうと思って手で回りを探ると、

何かスイッチのようなものが

あったので押してみると、

上からぶら下がったコードに

付いていた裸電球が点きました。

明るくなったことで回りの状態を

見ることができました。

壁にぽっかり空いた横穴。。。

とりあえず這い上がるのは無理そうだし、

この穴を通ればどこかに出られると思い、

四つん這いになってその横穴を

進み始めました。

地面にはさっきあったような布団が

敷いてあるようです。

ジメジメしてて気持ち悪かったけど、

だんだん怖くなってきたので

どんどんどんどん進んでいき、

もう電気の明かりも届きません。

なんだか微妙に登り坂になっていて、

ちょっと疲れたけど

それでもどんどんどんどん進んで行くと、

いきなり何かにぶち当たりました。

薄いベニヤ板みたいなものが

立てかけてあったらしく、板が倒れて

穴からようやく脱出。。。

したのはいいんですけど、

見た事もない部屋。

木の檻っていうか格子がはまってて

出口らしき所には大きな鍵が

ついていて出られません。

恐さがピークに達した私は大声で

泣き喚きました。

すると檻?の外の更に外から

女の人の声が。

「誰かいるの?」

「わかんないけどここに来ました!

助けてください!」

「ちょっと待ってて!」

ガチャガチャと音がして檻の外の

扉が開きました。

どこか蔵の中の小部屋の

ようなところにいるようです。

「ここの鍵ないんだよね。

ちょっと待っててね。」

少ししておっさんが現れました。

不思議そうな顔をしながらも

鍵をガチャガチャやったり

引っ張ったりして開けようとして

ましたが開かず、

結局斧で叩き壊して救出してくれました。

名前とどこからきたのか聞かれ、

ばあちゃんの家から穴を通って

何故かここに出たことを説明すると、

おっさんがばあちゃんの家まで

おんぶして連れて行ってくれました。

家で遊んでたはずがおっさんに

おんぶされて帰ってきた私に

じいちゃんもばあちゃんも驚いていました。

私が「この人に助けてもらった」と説明すると、

不可解ながらもにこにことお礼を言ってました。

しかし、「この子がどこからか穴を

通ってうちの蔵に入った」という話を

おじさんがした途端、二人は突然

「出て行け!」と怒鳴りだし、

おじさんを追い帰してしまいました。

なんかすまないことをしたなぁ、

と思った私はじいちゃんに

「仏壇の部屋の押入れから

行ったんだよ。

穴があのおじさんのうちの

ほうまで繋がってて

勝手に蔵に入っちゃったんだから

おじさんは悪くないよ。」

と説明しました。

するとじいちゃんは「そんな所から

あんな遠くまで繋がってるわけが無い!」

と怒鳴り、

仏間に行くと天井を沢山の板と釘で

めちゃくちゃに打ち付け、

塞いでしまいました。

その後は恐くてあのトンネルのことは

口にできませんでした。

だからあれが何なのかはさっぱり

わかりません。

蔵のあった家にはその数ヶ月前までは

人付き合いを殆どしない

おばあさんが一人で住んでいたんですが亡くなり、

其の後私を助けてくれた夫婦が住んだものらしく、

蔵のことはよく知らなかったようです。

じいちゃんはとっくに亡くなり、ばあちゃんも

数年前に亡くなり、

今はあの家は人手に渡っています。

最近両親に聞いてみましたが、

そんなもの知らないと言ってました。

あれはなんだったんでしょう?

大量の布団。電気。トンネル。

考えるとなんか恐いのであまり

考えないようにしています。


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