子供の頃、隣の家が引っ越して空き家になった。 - 怖い話 実話【短編・長編・都市伝説・超怖い話・怪談】まとめブログ

子供の頃、隣の家が引っ越して空き家になった。

子供の頃、隣の家が引っ越して空き家になった。

なんやかんやで、ウチが買いとることになったん

だけど、家はそのままで、倉庫代わりにして使って

いて、俺は、よくそこへ入り込んで遊んだ。

IMG_1750s.jpg


その日も、友達2人と2階の一室で遊んでいた。

その部屋には大きなベッドが置いてあって、

クッションもそのまま残っていたんで、その上で

プロレスごっこをしていた。

そこの押入は上下2段に別れていて、

その横までズラしたベッドに、

上段からジャンプして空中技を決めたりしてた。

ちょっと疲れたんで、休憩しようってことになって、

俺ともう一人はベッドの上、

もう一人は押入の上の段に座って足を

ブラブラさせてた。

なにげに下の段の奥に目がいった。

そっちの側はフスマが閉まっていたんだけど、

その暗がりに、人の足が見えた。

ちょうど体操座りみたいな格好の、

すねの部分から下が白く見えている。

その足が奥に動いて見えなくなり、

替わって手が現れて、

やがて、こっちに向かって四つんばいに

なった子供の姿が見えた。

目が細く、中国の人形のような顔の女の子で、

なぜか裸だった。

他の2人は気付いておらず、俺だけが、

その子がこっちへ向かって這い

寄ってくるのを見ていた。

女の子は、押入の上段に座っている

友達の下まで来ると、

いきなり、ブラブラさせている足を掴んで引っ張った。

友達は、下の段に足を引きずり込まれるようにして、

腰掛けていた上段から落下、ベッドの角で

顔面を強打した。

鼻血を出して泣いている友達を見て、

俺ともう一人はパニックになり、

しばらくオロオロしていた。

その時には、もう部屋の中に女の子は

いなかった。

結局、親を呼んで友達を病院に

連れて行った。幸いケガはたいしたことはなく、

鼻血もすぐに止まったので、友達は家に帰った。

それからも、その家で遊んでいたけど、

怖い目にあったのはそれっきりだった。


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